返済が遅れた時の遅延損害金ってどういうもの?

1.遅延損害金とは

 

当然ですが、借入をした後は、借入元金に利息を合わせた金額を毎月返済していかなければなりません。またどこの業者で借りる場合であっても、毎月○○日に返済する、というように毎月の返済日が設定されています。

 

そして返済期日までに返済をすることができなかった場合、債務者、つまりお金を借りている側は債務不履行責任を負うことになります。債務不履行責任とは簡単に言うと約束通りに返済をすることができず貸金業者や銀行に迷惑をかけたことに対する責任のことで、返済が遅れた借主は業者に発生した損害を賠償しなければなりません。

 

この損害賠償として支払われるお金のことを、遅延損害金と呼ぶのです。

 

キャッシングやカードローンを利用して借入をする際には必ず遅延損害金についての説明があるかと思いますが、契約書を確認してみると、遅延損害金利率○○パーセント、というように必ず明記されているはずです。

 

遅延損害金は、この利率をもとにして算出されます。

 

2.遅延損害金と利息制限法の関係

 

キャッシングサービスやカードローンのパンフレットを見ていると、「遅延損害利率29.2パーセント」といった表記を見かけることがあります。

 

皆様の中にはこういった表記を見ると、「こんな利率って、利息制限法違反になるんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

実は利息制限法においては遅延損害金についても詳しく定められており、遅延損害金の利率は利息制限法によって制限されている利率の1.46倍まで認められています。つまり例えば実質年率20.0パーセントで借入をしている場合、遅延損害金の利率は29.2パーセントまで認められるということなのです。

 

この数字を見ても分かるように、期日までに返済をすることができなかった場合、かなり高い遅延損害金を支払わなければならなくなります。

 

そもそもこの遅延損害金というのは期日に遅れさえしなければ支払わなくてよかったものですので、借入をした際は、必ず期日内に返済をすることを心がけましょう。

 

また最近は毎月の支払金額を自由に設定することができたり、業者が指定している日の中から借主が返済日を自由に設定することができるようになっていたりしますので、こういったサービスをフル活用し、期日に遅れないように返済をすることができる工夫をするというのもおすすめです。

 

返済に遅れると信用情報に傷がつくだけではなく本来は必要のない出費を迫られることになりますので、借入金の返済は必ず期日内に行うことを心がけましょう。